経営の本質を知る そもそもビジネスとは何か?【 第一章 ① 】

まず、ビジネスとは・・・
お金を何かに換えて、お金を増やす活動のこと 」です。

クリニック経営も、お金で場所を確保し、医療機器を揃え、スタッフを雇い、患者さんにご来院をいただくことで“医療サービスを提供している”ビジネスです。
それによってお金が増えなければ経営を存続できないという面でも、クリニック経営は慈善事業ではない立派なビジネスであることはご理解いただけるかと思います。

また、ビジネスというと「 お金儲け 」や「 売上主義 」といったイメージを持つ方も少なくありませんが、
売上は顧客からいただいた“ 評価 ”の数字であり、経営という旅を継続するための“ 燃料 ”です。
“ 燃料 ”が無くなれば、旅はそこで終わってしまいますから、売上を求めることは、後ろめたいことではありません。

そして、この“ビジネス”の定義の一文に、経営のキモが隠されています。
それは、「お金を何かに換えて」というフレーズです。
この、見逃してしまいそうな「何か」が経営の本質であり、ビジネスのキモなのです!!

例えば、お金をインプラント体に換え、術を行うことで手術代を得ることや、お金をブラケットに換え、矯正の治療を行うこともその1つです。
また、スタッフの技術を磨くための教育費、集患するための広告宣伝費も、「お金を何かに換えている」行為であることには変わりありません。
つまり、言い方を変えると、「お金を何かに換える知識が、経営において究極の神髄である」ということです。“換え方”がすべてであると言っても過言ではありません。
経営は自由ですから、縛りはないにせよ、これらも「お金を何かに換えている」というビジネスの中での選択であるという認識は、深めていただく必要があるでしょう。

このように、お金を何かに換えて、モノやサービスを提供し、創意工夫し利益を得続ける。
これがビジネスの構造です。
そして、この “ ビジネス ” を継続していくことを「 経営する 」と言うのです。

~まとめ~
・ビジネスとは、「お金を何かに換えて、お金を増やすこと」
・経営するとは、継続してビジネスをすること
・歯科医院経営では、お金を増やす手段の1つとして歯科医療サービスを提供している
・お金を何に換えるのかが、経営の分かれ目

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