歯科医院の売上戦略【 第二章 ① 】

第一章では・・・
マネジメントフレームを用いて開業のはじまり( ビジョン )を起点とし、経営の概念を中心に、クリニック経営の流れをお話してきました。
第2章では・・・
歯科医院経営における売上構造の理解と、自由な経営を実現するため PEST 分析を交えながら、経営の知識をお話していきたいと思います。

≪ 歯科医院の売上の中心となる「保険診療」と「自費診療」 ≫

第2章では、歯科医院経営における売上構造の理解と、自由な経営を実現するため PEST 分析を交えながら、経営の知識を深めてまいります。

まずは、「 売上構造 」についてです。
一般的に歯科医院経営において、売上の中心となるのは、保険診療と自費診療の2つがメインです。
医療機関にとっては当たり前に存在しているこの保険診療という制度ですが、
見方を変えると、患者さんにとって、保険診療は “ 7割引のメニュー”です。
割引のない“自費”の一般ビジネス社会から見ると、保険診療は非常に特殊な存在です。
そのため、クリニックの経営で、売上を上げるという側面でも、保険診療の位置付けについて理解を深める必要があります。

ちょっと説明 ↓
⦅ 保険診療とは? ⦆
この制度は、1961 年に施行された「国民皆保険制度」にはじまります。

健康保険に加入しているすべての患者は、どの医療機関であっても同じ内容の診療を、同じ金額で受けることができる仕組みのこと!
この制度によって、国民すべてに平等な医療が行き届くようになりました。
医療行為として行われる技術やサービスには細かく値段が設定されており、それらの合計額が医療費であり、
患者は、その医療費の全額ではなく、一部だけを支払えば受診できるようになっています!

次回は、「 保険診療 」 についてもう少し詳しく説明していきます。

関連記事

TOP
Contact Facebook Support NEWs